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ドラフト |
織物設計はWeave It Pro(Canyon.Art Company製)を使用しています。ドラフトが終了したら保存はWIF(Weaving Information File)で保存します。WIFファイル形式で保存できればどんなソフトも対応可能です。
WIFはテキスト形式の保存ですので、開発したドビー制御プログラムから簡単に読み込みができます。 |
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システム図 |
パソコン(1)からの信号はパラレルポート(プリンターケーブル)経由でコントローラ(2)に送信されます。
コントローラでデータを保持し、左マウスボタンをクリックするとソレノイド(3)の鉄芯が引き下げられます。
鉄芯と繋がったワイヤーによりフック(4)が引かれ、押し込みバー(5)に掛かります。
押し込みバーはモータ駆動の回転板により下に押し下げられ、その力により綜絖枠(6)が押し上げられます。 |
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アプリケーション開発
(ファイル選択画面) |
アプリケーションはVisual Basicで開発しました。
この画面は、ファイルの選択画面で、ファイルを指定すると組織図が表示されます。
また、初めての製織時には緯糸密度を入力します。
ファイル選択が終了したら、製織に入ります。 |
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アプリケーション開発
(製織画面) |
製織画面の中央に上げるべく綜絖枠番号が表示されます。またその時の組織図が緯糸の色により上段に表示されます。
画面左側には緯糸のレピート表示(左列)と現在まで製織状況(右列)が表示されます。
マウス操作は「製織」(S シングル D 2重織)と「戻し」(1本戻し)、(連続戻し)のいずれかをクリックします。
その他、スタート番号の変更、現在までの打ち込み本数・長さ表示等の機能があります。 |
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綜絖枠の上昇 |
織機中央の10インチ液晶モニターを見ながらマウス操作を行います。
この画面ではモニター上の綜絖枠番号と連動して実際の織機の綜絖枠が上がっている事が確認できます。
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パソコン操作 |
基本的なパソコン操作はマウスの左ボタンクリックだけで行います。
マウスはワイヤレス等試しましたが、身障者用の左ボタンが大きい固定型マウスが操作しやすいのでこれを使用しています。
作業中、振動等でマウスが動いても常に現在のボタン上に自動的に移動するようにしてあるので、ただボタンを軽く叩くだけで操作できます。 |